毎朝立ち寄るいつもの喫茶店。
僕の顔を見ると、「いつものですね」とチャイ・ティーを出してくれる。
顔なじみの女性店員がいう。
介護の仕事なんです。」
「へー、そうなんだ、それはよかったね。」
「本当は、音楽関係の仕事をしたかったんですが、
なかなかそうもいかなくて。でも、がんばります!」
「うん、そうだね。これからきっと必要とされる仕事だしね。」
彼女は僕が音楽をやっていることは知らない。
ただ、一人の客に自身の夢の話と現実との話を教えてくれただけ。
それ以上の事情は知らないけれど、ひょっとしたら、彼女はすごくそうしたくて就職する訳じゃないのかもしれない。
でも、好きなことをやることと、自分のやることを好きになること、
どっちにも多分正解があるから、がんばってほしいな。
と、そんな風におもったのでした。
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